夏の森

ガクアジサイ

分 類
ユキノシタ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
本州、四国
環 境
沿海地の林
大きさ
高さ:約3m

アジサイの母種といわれ、暖地の海岸地方に自生しています。たくさんの花が集まって咲きますが、その内、外側には昆虫を誘うための目立つ花(装飾花)を咲かせます。蜜がないのでチョウ類は来ませんが、花粉を求めて、アブやハチの仲間がやって来ます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
ガクアジサイ

ツタ

分 類
ブドウ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
北海道、本州、四国、九州
環 境
山野の林、町中
大きさ
高さ:- (つる植物のため)

吸盤のある巻きひげを使って、壁や木、岩場などどこでも這うことができます。ノリタケの森では、煙突ひろばの煙突をツタが覆っています。秋に熟した果実を食べに、小鳥が煙突へ訪れているかもしれません。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろば
ツタ

ガガイモ

分 類
ガガイモ科
時 期
花:夏 実:秋~冬
分 布
北海道~九州
環 境
野山や河川敷など
大きさ
高さ:ー(つる植物)

つる性の草で、夏に淡い紫色の花をたくさん咲かせます。
晩秋のころ、舟の形をした果実が熟して裂け、中から白銀色の絹毛を広げた多くのタネが、風に乗ってふわり、ふわりと飛んで行きます。ノリタケの森にも、風に乗ってやってきました。

ノリタケの森で見られる場所
駐車場付近
ガガイモ

コムラサキ

分 類
クマツヅラ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:約2m

夏に小さな薄紫色の花をたくさん咲かせる低木です。
秋に熟す果実は、つやのある紫色をしています。果実は直径約5mmと小さいですが、数多く実るのでよく目立ち、メジロやヒヨドリなどの鳥が食べにきます。ノリタケの森ではビオトープ周辺の遠路沿いで見ることが出来ます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
コムラサキ

ススキ

分 類
イネ科
時 期
花:夏~秋 実:夏~秋
分 布
日本全土
環 境
野山や河川敷、公園など
大きさ
高さ:約2m

秋の七草の1つ「尾花」であることや、十五夜のお月見にも使われることで広く知られているイネの仲間です。
ノリタケの森のでは秋になると、ビオトープ周辺のススキの穂が風で揺らいで銀色に輝き、風情を感じさせてくれます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、煙突ひろばなど
ススキ

ヒメガマ

分 類
ガマ科
時 期
花:春 実:夏~秋
分 布
日本全土
環 境
池や沼、川などの水辺
大きさ
高さ:約1.5m

夏には、水面から伸びる葉と一緒に、細長いソーセージのような茶色い穂がよく目立ちます。秋、熟した穂から白い毛を生やした小さなタネが次々に風に乗って散ります。
ノリタケの森ではビオトープの池で見ることができます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
ヒメガマ

サルスベリ

分 類
ミソハギ科
時 期
花:夏 実:冬
分 布
国内自然分布なし(中国産)
環 境
(国内では)公園、庭など
大きさ
高さ:約10m

名前は「サルも滑りそうなほど、樹皮がなめらか」であることに由来しています。また、花が咲く期間が長く、100日近く咲くことから「百日紅(ヒャクジッコウ)」とも呼ばれます。果実が熟すと、ノリタケの森ではカワラヒワなどがタネを食べに来るのを見ることができます。

ノリタケの森で見られる場所
芝生ひろば  
サルスベリ

ムクゲ

分 類
アオイ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
国内自然分布なし(中国原産)
環 境
(国内では)公園、庭など
大きさ
高さ:約3m

韓国の国花にされている木です。花の形は仲間のハイビスカスに似ています。夏から秋まで花が咲くので、ノリタケの森でも長い期間、花を楽しむことができます。なお、1つの花は1日しか咲かず、朝に咲き、夕方にはしぼみます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近 
ムクゲ

イトザクラ

分 類
バラ科
時 期
花:春 実:夏
分 布
本州・四国・九州(自然分布はなし)
環 境
公園、庭園など
大きさ
高さ:約20m

「シダレザクラ」という別名もよく知られています。エドヒガンの園芸品種で、枝が長く垂れるサクラです。
満開となったイトザクラの枝が風になびく様子は、とても優雅な光景です。ノリタケの森ではクラフトセンター前で見ることができ、当施設の象徴的な木です。

ノリタケの森で見られる場所
クラフトセンター前
イトザクラ

イロハモミジ

分 類
カエデ科
時 期
花:春 実:夏
分 布
本州・四国・九州
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:約15m

一般的に「モミジ」と呼ばれ、紅葉で親しまれている木です。
花は目立たないのですが、秋になるとプロペラ型の果実をつけ、タネは1つずつ風に乗って飛んで行きます。小鳥がタネを食べに来ることもあります。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、日陶神社など
イロハモミジ