お問い合わせ
現状のお困りごとや炉の運用状況などをヒアリングし、必要な点検内容を明確にします。
寿命が不明確で更新時期の判断が難しく、計画的な投資が進まず突発トラブルのリスクが高まる。
故障してから修理ではライン停止や品質低下を招き、1回の停止でも大きな損失が発生する可能性がある。
トラブル対応で年度ごとに保全費用が大きく変動するため、コストの最適化が難しい。
環境規制の強化で設備の運用やメンテナンスにも環境配慮が求められている。
こうした課題を、“点検で終わらない”メンテナンスで解決していきます。
必要部品を的確に選定し、計画的な交換を実施。
劣化・異常・省エネ余地を可視化し、課題を明確化。
温度ムラや熱漏れを改善し、稼働効率を向上。
更新・増設に最適な仕様で、新設備を設計。
ノリタケは、現場課題を点検で終わらせず、
「生産性の管理」「設備・生産ラインの一生」を見据えたトータルエンジニアリングでサポートします。
設備を止めない、現場密着のメンテナンス
炉を「止めない」ための総合的なメンテナンスが、保守・保全の役割です。
点検で状態を可視化し、劣化に応じて修理・交換・更新を計画的に行うことで、設備寿命の延伸と安定稼働を実現します。
劣化診断や部品交換の予測・計画化、突発停止リスクの低減など、現場が抱える課題に対して包括的に支援します。
炉内の状態を専用カメラで可視化し、劣化や損傷を早期発見する点検サービス。目視では判断できない異常を事前に把握することで、突発停止のリスクを抑え、設備の安定稼働と生産効率の維持に貢献します。
制御機器は長期間使用すると故障リスクが上昇しますが、故障してからの更新は工事期間・費用が大幅に増えてしまいます。あらかじめ計画的に更新することで、突発停止を防ぎ、生産への影響を最小限に抑えられます。
ノリタケが長年の炉設計・製造で培った技術を活かし、炉壁の断熱材の劣化や損傷を正確に診断し、状態に応じた適切な交換工事を行うサービス。熱効率を維持し、製品品質・安全性を確保するとともに、突発停止や余分なコスト発生を防ぐ予防保全を実現します。
新規炉導入後の定期訪問で運用状況を確認し、改善提案を行う保守パッケージ。量産稼働後はカメラやファイバースコープで断熱材・ヒーター・ローラーの消耗度合を点検し、必要な消耗品や予防保全工事を提案します。点検工事中の主要部材は無償で交換でき、定期訪問と炉内点検を組み合わせてコストを抑えた保守体制を提供します。
設備の状態把握から計画保全まで一貫対応。現場に最適な保全体制を構築します。
稼働効率を上げ、無駄なエネルギーを減らす
炉や生産設備のエネルギー利用を最適化し、ムダな熱エネルギーや電力・燃料消費を抑えるための取り組みです。
設備表面の温度・蒸気・燃料消費を測定し、熱損失や余剰エネルギーの要因を明確にすることで、改善ポイントを可視化します。
消費エネルギーの削減、CO₂排出量の低減、作業環境の改善など、コストと環境対応の両立に向けた取り組みを包括的に支援します。
炉の表面・開口部・排気の温度や、電力・燃料の消費量を測定し、エネルギー収支を算出する診断サービス。熱漏れ箇所の特定、電力・ガス使用量の数値化と分析、無駄なエネルギーロスの調査を行い、その結果に基づいて省エネルギー化に向けた改善提案を実施します。 ※株式会社エコム様との共同実施によりご提供しています。
炉の外壁に遮熱塗料を塗布することで輻射熱を大幅に低減し、省エネと作業環境の改善を実現します。施工は短期間で完了し、炉の停止時間を最小限に抑えられるほか、熱効率の維持による燃料コスト削減やCO₂排出量の低減にもつながります。
炉壁表面に貼り付けるだけで放散熱を抑制し、消費エネルギーの削減に貢献する着脱式マグネットジャケット。多様な形状に対応でき、稼働中の炉を止めずに施工できるため、運用への影響を最小限に抑えながら省エネ対策を進められます。
現状診断から改善まで一貫対応。設備に最適な省エネ対策をご提案します。
データで“見える化”、止まる前に気づく保全へ
炉の稼働データをリアルタイムに把握し、異常の兆候を“止まる前に気づく”ための取り組みが、DX / デジタル改善です。
IoTセンサーや遠隔通信により、温度・電力・稼働状況を継続的に収集・分析し、機器の状態を可視化します。
予知保全、省エネ運転、稼働率向上など、データに基づく改善を通じて、安定生産と継続的な改善を支援します。
温度・電力・稼動状況などのデータを、専用通信機器を通じてクラウドに送信することで、Webビュアーでリアルタイムな確認が可能になります。収集したデータの分析結果から、予知保全や稼働率向上、省エネ化につながる提案を行います。
現場の状態をデジタル上で見える化し、ノリタケがスマホ・タブレット画面から遠隔で作業支援を行うサービス。現場の状況を正確に把握しながら対応でき、復旧の迅速化に貢献します。(2026年7月導入予定)
現場データの見える化から運用支援まで一貫対応。
Case1
Case2
Case3
現状のお困りごとや炉の運用状況などをヒアリングし、必要な点検内容を明確にします。
設備の状態を確認し、劣化状況や懸念点を整理したうえで、点検の方向性をすり合わせます。
炉の運用状況に合わせた点検・メンテナンスプランをご提案します。
合意いただいた内容に基づき、定期点検と改善提案を継続的に実施します。
※現在ご利用中の炉の種類や稼働状況など、簡単な情報からでもご相談いただけます。