春の森

ザイフリボク

分 類
バラ科
時 期
(花)春
分 布
本州から九州まで
環 境
雑木林の林縁など。庭木や公園樹としても。
大きさ
約5~10m

名前の由来は、花を采配(戦場で士卒を指揮する際に振った道具)に見立てたことから。別名シデザクラ。秋に直径1cmほどの紫色の果実がなります。

ノリタケの森で見られる場所
レストランキルン
ザイフリボク

ネズミモチ

分 類
モクセイ科
時 期
(花)初夏
分 布
本州から沖縄まで
環 境
暖地の山地。庭木や公園樹、生垣にも使われる
大きさ
約5m

果実の色や形がネズミのフンに似ていることから名づけられました。良く似たトウネズミモチは外来種で、都市部などで広がって問題になっています。白い花には、多くの昆虫が集まります。別名タマツバキ。

ノリタケの森で見られる場所
日陶神社
ネズミモチ

ユキヤナギ

分 類
バラ科
時 期
(花)春
分 布
本州から九州まで
環 境
川岸の岩壁の割れ目や岩礫地。庭木や公園樹にも
大きさ
約1~2m

枝や葉のようすがヤナギを、花が雪を思わせることから名づけられました。コゴメバナという別名もあります。葉は、ホシミスジというチョウの幼虫が好みます。

ノリタケの森で見られる場所
レストランキルン、ノースゲート
ユキヤナギ

メタセコイア

分 類
スギ科
時 期
花:春 実:秋
分 布
日本全土(自然分布はなし)
環 境
公園など
大きさ
高さ:約30m

1945年に中国揚子江の奥地で発見された「生きた化石」です。
ノリタケの森では噴水ひろばの近くにある「せせらぎ」で、春から夏にかけては鮮やかな緑に、秋は落葉を前にレンガ色に彩られるメタセコイアを見ることができます。

ノリタケの森で見られる場所
せせらぎ付近
メタセコイア

カツラ

分 類
カツラ科
時 期
花:春 実:秋
分 布
北海道、本州、四国、九州
環 境
山地の谷
大きさ
高さ:約20m

オスの木とメスの木があり、春に花が咲きますが、花びらがありません。花が咲き終わると、ハート形の葉が開きます。秋に黄葉した葉からは甘い香りが出るため、木の周り一帯が甘い香りに包まれます。

ノリタケの森で見られる場所
パークゲート近く、キルン近く
カツラ

ユリノキ

分 類
モクレン科
時 期
花:春 実:秋
分 布
国内自然分布なし(北アメリカ原産)
環 境
(国内では)公園、街路など
大きさ
駐車場近く

アメリカで「チューリップツリー」と呼ばれている木。春、木を見上げると、クリーム色のチューリップのような形をした大きな花が咲いています。また、「ハンテンボク」という別名があり、葉の形が衣類の半てんのような独特な形をしています。

ノリタケの森で見られる場所
芝生ひろば
ユリノキ

ヤハズソウ

分 類
マメ科
時 期
花:春~夏 実:春~夏
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
野山や河川敷、公園など
大きさ
高さ:約30cm

春に小さなピンク色の花を咲かせ、小さな果実(マメ)がつきます。ノリタケの森ではビオトープの芝生の中に生えています。ヤハズエンドウが茂る夏ごろには、シバスズやマダラスズというバッタが隠れているかも知れません。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
ヤハズソウ

エゴノキ

分 類
エゴノキ科
時 期
花:春~夏 実:夏~秋
分 布
日本全土
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:7~8m

春に鈴なりの白い花が咲くと、辺りには甘い香りが漂い、花の蜜はクマバチたちに大人気です。
また、秋には果実が裂け、茶色いタネが顔を出します。このタネは、ヤマガラという小鳥の好物ということでも知られています。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、キルン近くなど
エゴノキ

チガヤ

分 類
イネ科
時 期
花:春~夏 実:春~夏
分 布
日本全土
環 境
野山や河川敷、公園など
大きさ
高さ:約50cm

イネの仲間で、生命力が旺盛なことから昔は牧草とされていました。
春、一斉に伸びてくる穂は、風が吹くとさわさわと揺らぎ、太陽に照らされて白銀に輝いて見えます。
ノリタケの森では、ビオトープ周辺で見ることができます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、煙突ひろばなど
チガヤ

タイサンボク

分 類
モクレン科
時 期
花:春 実:秋
分 布
国内自然分布なし(北アメリカ原産)
環 境
(国内では)公園、庭など
大きさ
高さ:約20m

深緑色をした厚みのある大きな葉をつける木ですが、その中で春には直径20cm前後の大きな白い花を咲かせます。高木である上に、花は枝先につくため、なかなか間近で見る機会はありませんが、花はとてもいい香りがします。

ノリタケの森で見られる場所
日陶神社
タイサンボク