夏の森

ムラサキハシドイ

分 類
モクセイ科
時 期
花:春 実:夏
分 布
国内自然分布なし(ヨーロッパ南部原産)
環 境
(国内では)公園、庭など
大きさ
高さ:約3m

別名は「ライラック」や「リラ」。春に紫色や白色の花をたくさん咲かせます。この花はとても香りがよく、香水の原料にもされます。ノリタケの森では、花の観賞だけでなく、香りも楽しむことができます。

ノリタケの森で見られる場所
ショップ近く、ノースゲート
ムラサキハシドイ

ブルーベリー

分 類
ツツジ科
時 期
花:春 実:夏
分 布
環 境
公園、庭など
大きさ
高さ:1~3m

果樹として広く知られていますが、ツツジの仲間で公園や庭などで植えられていることが多い低木です。春に白色に近い淡いピンクの花を咲かせ、果実は黄緑色から紅色、紫色へと変わっていきます。

ノリタケの森で見られる場所
ノースゲート
ブルーベリー

ハラビロカマキリ

分 類
カマキリ目・カマキリ科
時 期
(成虫は)夏から秋
分 布
本州から沖縄まで
環 境
林内・林縁の樹木の上。樹木が多い公園や住宅地
大きさ
全長:約4.5~7.0cm

他のカマキリと比べると、幅広い体型をしています。また、背中のふちに、小さな白い斑があるのも特徴です。
ノリタケの森では、樹木にとまる様子や、産み付けられた卵鞘(らんしょう)が見つかるかもしれません。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろば
ハラビロカマキリ

オオカマキリ

分 類
カマキリ目・カマキリ科
時 期
(成虫は)夏から秋
分 布
北海道から九州まで
環 境
林のふちの茂みや樹木の上
大きさ
全長7.0~9.5cm

非常に大型になるカマキリの仲間で、体の色は、緑色だけでなく、茶色い個体も見られます。草むらや林のふちでセミやバッタなどを捕えます。
ノリタケの森では、低木の植え込みの上などで見つかるかもしれません。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろば
オオカマキリ

アメンボ

分 類
カメムシ目・アメンボ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
北海道から沖縄まで
環 境
平地の池や沼、流れの遅い川、プールなど
大きさ
全長1.0~1.5㎝

日本では最も普通のアメンボの仲間です。飴のようなにおいのする、棒のように細長い昆虫であることが、名前の由来のようです。
ノリタケの森では、ビオトープ池のほか、せせらぎの水面でも姿が見られます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ、せせらぎ
アメンボ

コオイムシ

分 類
カメムシ目・コオイムシ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
本州から九州まで
環 境
平地から山地の水辺
大きさ
約1.5~2㎝

メスがオスの背中に卵を産む習性から「子(背)負い虫」と名付けられました。近年各地で減少しているため、環境省の準絶滅危惧種となっています。
ノリタケの森でも、卵を背負ったオスが見つかりましたが、これからも見守っていきたい昆虫です。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ
コオイムシ

ハイイロゲンゴロウ

分 類
コウチュウ目・ゲンゴロウ科
時 期
一年中
分 布
北海道から沖縄まで
環 境
平地の池や沼、田などの水辺。人工池
大きさ
約1.0~1.5㎝

他のゲンゴロウと比べて水の汚れにも強く、街中でも見かけます。成虫も幼虫も、水中の小動物を食べます。水面から直接飛び立てるゲンゴロウは、本種だけだそうです。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ
ハイイロゲンゴロウ

クロスジギンヤンマ

分 類
トンボ目・ヤンマ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
本州から九州まで
環 境
平地から丘陵地の、周囲に樹林のある池沼
大きさ
約6.5~8.5cm

有名なギンヤンマによく似ていますが、胸に黒い線があるのが特徴です。腹部(尾にみえるところ)が黒く、オスには青い点がたくさんついてきれいです。
ノリタケの森ではビオトープ池で見られましたが、本来はもう少し樹木に囲まれた池が好みです。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
クロスジギンヤンマ

ホシササキリ

分 類
バッタ目・キリギリス科
時 期
夏から秋にかけて
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
草丈がやや高い草はら。都市の空き地や公園
大きさ
1.3~1.7cm

小型で細長いキリギリスの仲間です。ハネに黒い斑点があることから「ホシ」の名がつきました。鳴き声:ジー、ジー、ジー
ノリタケの森では、夏から秋にかけて、ビオトープ付近の草はらにいることがあります。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近の草丈の高い草はら
ホシササキリ

マダラスズ

分 類
バッタ目・ヒバリモドキ科
時 期
夏から秋にかけて
分 布
北海道・本州・四国・九州・奄美大島
環 境
明るい草はら、裸地が混じった場所
大きさ
0.6~0.7cm

非常に小さなコオロギの仲間です。後ろ脚にあるはっきりとしたまだら模様が名前の由来です。
ノリタケの森にいる似た仲間のシバスズと比べると、規則的にジージーと鳴くことが特長です。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろばなど
マダラスズ