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女性社員座談会

WOMAN'S
TALK SESSION

女性社員座談会

各部門で活躍する4人の女性社員が集まり、座談会を開催。
それぞれの仕事内容や今までの歩み、改めて感じる会社の魅力など、幅広い視点で語りました。
※新型コロナウイルス感染対策として、ウェブ上で座談会を行いました

  • M.Y
    人事部
    衛生管理課 課長
    (1997年入社)
  • J.L
    セラミック・マテリアル事業本部
    電子ペースト事業部
    営業・技術部
    (2008年入社)
  • M.F
    工業機材事業本部 技術本部
    商品開発部 ビトリファイドグループ
    (2015年入社)
  • M.S
    エンジニアリング事業部
    ヒートテクノ部
    設計2グループ
    (2019年入社)

※社員の所属部署は取材時のものです。

WOMAN'S TALK SESSION

「あなたに任せたい」と言われる喜びを、
一つひとつ積み重ねていける会社です。

提案を繰り返し、結果が出た時の喜び

―本日はよろしくお願いします。まず、皆さんの担当する仕事内容を教えてください。
M.F
私の所属部署は工業機材事業本部の商品開発部です。ビトリファイド砥石という製品を担当し、新商品の開発を行っています。
J.L
私は電子ペースト事業部に所属して、営業の仕事をしています。電子ペーストというのは電子部品の材料で、機能性化学材料の一つです。私は中国、アメリカ、ヨーロッパの海外営業を担当しています。
M.S
私が所属するエンジニアリング事業部ヒートテクノ部では、電池の焼成などに使われる加熱装置を製造しています。設計のグループで技術営業を担当しています。
M.Y
人事部衛生管理課という部署にいます。全社の安全衛生や社員の健康管理を担当する部署です。職場の安全が日々保たれ、健康に仕事ができているか、というところを見ています。また、直近の業務でいうと、新型コロナウイルスの対策を考えたり社内の相談に応えたりすることも衛生管理課の役割です。
―M.Yさんからお話が出ましたが、コロナの影響で仕事のやり方が変わった部分はありますか?
J.L
コロナの前、2019年までは海外出張が多かったのですが、2020年は一度も出張がありません。お客様とコミュニケーションが取れず最初はどうしようかと思っていたのですが、最近はウェブ会議をうまく活用することによって、プロジェクトを停滞なく進められるようになってきました。
M.F
私もJ.Lさんと同じで、お客様のところになかなか行けなくなりました。また社内でも、拠点をまたいだ打ち合わせをすることが減っています。訪問する機会が減った分、やり取りする回数を増やしてコミュニケーションを密に行い、カバーするようにしています。
―続いて、仕事のやりがいについて教えてください。特に達成感があるのはどのような時ですか?
M.F
私は、自分が関わった製品がお客様に採用された時にやりがいを感じます。今までで特にうれしかったのは、お客様の工場で当社製品の立会試験が行われ、その場で「良い結果でしたよ、採用です」と言っていただいたことです。その時は、一度目の試験で他社の製品よりも良い結果が出ず、再度工夫し直して新しいものを用意しました。そうした試行錯誤に結果がついてきたことが、達成感につながったのだと思います。
J.L
M.Fさんと同じで私たちの部署の製品も、お客様に何度も提案して改良を繰り返し、ようやく採用が決まります。以前提案したある製品は1から品番をつけて、採用された時の品番は19番でした。20回近くも提案を重ねる中、途中で「本当に大丈夫かな?」と思ったこともあります。数年がかりで提案したものがやっと採用された時は、大きな喜びがあります。

質問をしやすい、アットホームな社風

M.S
私の印象に残っているのは、入社1年目の時のことです。試運転の結果をお客様にお伝えする「検査成績書」というものがあるのですが、それを初めて一人で作り切った時に自分の成長を感じました。装置や検査の知識が身についたことを実感できました。
―先輩の指導はどのような感じですか?
M.S
その時一緒に現場に行っていた先輩方は装置に長く携わっている方ばかりで、「分からなかったらすぐ聞いて」という感じで丁寧に教えてくださいました。
M.F
よく分かります。私は一度大きく拠点を異動していて、九州の工場から愛知県(みよし市)の工場に移っています。その時、知識のない状態からもう一度仕事を覚える必要があったのですが、周囲の人たちにはいつも気軽に質問できました。接しやすい人が多いことは、九州にも愛知にも共通したノリタケの社風だと思います。
M.Y
あまり上下の立場の差を意識しないアットホームな社風は、私が入社した頃から変わっていないと思います。私は仕事の場でいつも、自然体で過ごすことを心がけています。それがなぜできているかを考えると、やはり自分のまわりにそういう人が大勢いるからだと思います。
―M.Yさんには併せて、産休・育休などの制度のこともお聞きしたいと思います。ご自身がそうした制度を利用された時と、今の社内の状況で変わった部分はありますか?
M.Y
私が十数年前に産休・育休を取った時はすでに、出産後も仕事を続けやすい雰囲気がありました。周囲の人から「いつ戻ってくるの?」と当たり前のように言ってもらえたので、まずは育休を取ってみようと思えたんです。今はさらに制度が充実していて、復職後に育児短時間勤務※1や育児フレックスタイム制度※2が利用できるようになりました。午前中に保育園の行事に出てから出社するなど、仕事と子育てを両立しやすい環境が整っていると思います。
M.F
今は男性で育休を取得されている人も多いですよね。私の身近なところにも、育休を1か月くらい取られている男性社員が2人ほどいます。
M.Y
男性がそういう制度を利用するようになってきたのは、とても大きな変化だと思います。仕事のしやすさという面で見ても、子育ての大変さを理解してくれる男性社員が身近にいるのは、心強いことだと思います。

※1育児短時間勤務: 小学校3学年末まで取得可。30分ごと2時間まで短縮でき、随時変更できる。
※2育児フレックスタイム制度: 小学校3学年までの子どもを持つ従業員が対象。育児短時間勤務との併用可。

成長すれば、見える世界が変わっていく

―仕事の難しさを感じている部分や、壁にぶつかった経験はありますか?
M.S
私は入社2年目で営業を担当するようになったのですが、仕事に慣れていないうちにコロナ対応で在宅勤務になりました。その期間が一番大変でした。今も営業の仕事は難しく、毎日を必死に生きている感じです。
J.L
私は入社してからずっと海外営業に携わってきて、2011年から2014年まで上海に駐在していました。日本に戻ってきた時に驚いたのは、打ち合わせの場の雰囲気の違いです。海外がフランクな雰囲気だったのに対し、日本の打ち合わせはとても硬い印象を受けました。でもそのうちに、気楽に冗談を言うなど一歩踏み込めば、打ち解けた雰囲気で話せることが分かってきました。だからM.Sさんも、そのままの自分を出していけば良いと思います。その方が多分、M.Sさんの個性を受け入れてもらえると思いますよ。
M.Y
私もそう思います。
M.S
ありがとうございます。自分を出していけるようにがんばります。
―ノリタケでキャリアを積み重ねていくとどのような充実感があるのでしょうか。
M.Y
自分の経験を振り返って感じるのが、少しずつ経験を積んで成長していく中で、見える世界が変わってきたということです。日々の仕事を一つひとつ完結していくうちに、「あなたに任せればやってくれる」と思ってもらえる場面が増えてくる。そして、仕事を任されるようになって社内での立場が変わると、自分の意志で物事を動かせるようになります。私は2020年から課長職に就いて、そのやりがいをさらに感じられるようになりました。そのために、一つひとつの仕事を丁寧に、前向きにやり続けることが大事だと思っています。
―J.Lさんは経験を重ねる中で、社内での役割が変わってきましたか?
J.L
自分の専門知識と営業経験を活かして、若手営業をサポートする立場になってきました。その中で特に意識しているのは、若い社員が自信を持って仕事ができるように支援することです。電子ペーストの分野で当社はまだそこまで知名度やシェアが高くないので、営業の場で活躍できる若手社員を積極的に育てる必要があると思っています。

国内外の市場を一緒に開拓していこう

―皆さんの今後の目標を教えてください。
M.S
目標は今考えている最中なのですが、ひとまず技術営業としてひとり立ちして、先輩方に頼らなくても仕事ができるようになることをめざしたいと思います。
M.F
私は今まで複数の拠点で仕事をして、幅広い製品に関わってきました。先輩の働き方を見ていても、一つの分野を突きつめるタイプの人もいれば、いろんな製品に関わっている人もいます。私は後者のタイプとして、これからも多様な技術に携わりながら知識を広げていきたいと思っています。
J.L
国内・海外ともに、製品のシェアを高めていくことが、私たちの部署のこれから数年間の目標になると思います。個人の力ではできないことなので、いろいろな人と連携しながら一緒に市場を開拓していきたいと思います。
―「海外で活躍したい」という意欲のある人にも入社してほしいですね。
J.L
そうですね。この採用サイトを見て、ぜひ応募していただければと思います!
M.Y
私の直近の目標は、ノリタケの社員すべてが健康でイキイキと働けるような環境を作ることです。一人ひとりが力を発揮しながら、仕事もプライベートも充実させていける会社づくりに貢献したいと思います。そう言うとすごく大きな話に聞こえるかもしれませんが、一人ひとりの健康づくりや職場の環境づくりという小さなことを積み重ねれば、着実に実現していけることだと思っています。何か迷うことがあった時、私は思い切って10年先のことをイメージするんです。2・3年先の近い将来を考えすぎると目標を実現できない可能性も見えてきますが、10年の単位で考えると少し気持ちがラクになって前に進む力が湧いてきます。今日集まった4人が、10年後にどう成長しているでしょうか。これからがとても楽しみですね。

※社員の所属部署は取材時のものです。

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