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MESSAGE FROM OUTSIDE DIRECTOR

社外取締役からのメッセージ

中長期的な成長を目指し、つねに外部の目、ステークホルダーの目をもって合理的な経営判断に資していきたいと思います。

社外取締役 小森 哲夫

新型コロナウイルス感染症拡大の影響について

新型コロナウイルス感染症は、いまや医療だけの問題ではなく、経済や政治、社会、人々の価値観にも大きなインパクトを与える事態となっています。グローバリズムの前提が揺らぎ、国家のあり方や個人の生き方にも影響が及び、感染が終息しても以前と同じような社会には戻らないことも予想されます。
世界中の企業が、今後の見通しが立たない中での対応を余儀なくされており、ノリタケグループも例外ではありません。当グループの柱である工業機材事業は、特に影響が顕著な自動車、鉄鋼、ベアリングの顧客を中心としているため、今後は厳しい環境が続くでしょう。また、運輸や観光産業などでは従来のビジネスモデルが成り立たなくなることも考えられます。その一方で、情報通信系のニーズの加速など、新しい潮流も生まれるはずであり、これらの変化をいかに事業課題に取り込んでいくかが今後、非常に重要になるでしょう。

ノリタケグループの目下の最重要課題とは?

まず現行の第11次中期経営計画にこれらの市場変化を取り込んでいくこと、さらに、新たな成長分野に向けた取り組みを格段に加速することです。このような、かつてない環境を生き抜くには、従来の常識を超えた、思い切った形での成長戦略と企業体質の強化が不可欠となるでしょう。
前中期経営計画では各事業の新市場開拓や競争力強化に取り組んできましたが、それにより、セラミック・マテリアル事業、エンジニアリング事業が強化され、収益力では工業機材事業と並ぶ3本の柱といえる水準に届きつつあり、今後の飛躍の基盤となるはずです。
また、ノリタケグループは事業部門ごとの専門性が高いため独立性が強い傾向がありますが、全社的視点に立ち企業体質の強化に取り組んでいくことが、さらに重要になると考えています。

社外取締役として、果たすべき役割とは?

今日のような状況の中で社外取締役として何ができるのか、何をすべきかを自分に問うています。まず、全社を俯瞰する視点でグループの中長期的な成長を目指すとともに、つねに外部の目、ステークホルダーの目をもって合理的かつ公正な経営判断かどうかをチェックし、取締役会においてしっかりと意見を言っていくことが第一の役割です。
また、社内役員の方が気づきにくいこと、言いにくいことをより率直に発言して中期経営計画のPDCAを回していく役目も担っていきたいと思います。

指名・報酬委員会の設置について

昨年、指名・報酬委員会が設置され、その議論の中で経営人材の育成の重要性を強く意識するようになりました。取締役会も議論が活発化することにより、経営人財の育成の場としても機能していくと考えています。
取締役会、指名・報酬委員会の実効性を高め、ノリタケグループのコーポレートガバナンスの充実を図っていきたいと考えています。

100年以上の歴史をもつ、攻めと守りの両方を兼ね備えた企業。
壁を打ち破る挑戦と大きな成長を期待しています。

社外取締役 友添 雅直

ノリタケグループの印象は?

社外取締役に着任する前は、長年ノリタケといえば陶磁器主体というイメージを強く持っていましたが、就任に当たって、研削砥石やエンジニアリングなどの事業が大きく伸長し、セラミックス技術を中核に幅広い分野で世界のものづくりに貢献する企業に成長していることを知りました。
100年以上の歴史の中で何度かの転換期を経て、現在の業容に至ったわけですが、今もまさに転換期です。私が長く携わってきた自動車産業も大きな転換期を迎えていますが、ノリタケグループも新たな発展に向けた変革の時に差し掛かっていると感じています。

ノリタケグループの強みと課題は?

我が国初の本格洋食器を製造し、創立当時から海外に打って出たベンチャースピリットをもっているだけでなく、その後100年以上もしっかり、きっちりと事業を発展させてきており、攻めと守りの両方を兼ね備えた企業だと思います。それをこれからも継続させていくには、社員の皆さん一人ひとりの意識を高めることが重要です。中期経営計画などで提示された成長戦略を自分のことと捉え、ノリタケの次のステージへの飛躍のイメージを持ち、それに向かって行動して行くことが大切です。その力を結集させ、邁進することで、会社の大きな成長につながっていくのではないでしょうか。
一般に老舗企業は過去の成功体験から逸脱する発想や冒険心が生まれにくくなるという面があると言われています。今の市場環境はその壁を打ち破る挑戦をスピード感をもって展開していく時を迎えています。ここで恐れず新たな挑戦をしていくことで、今以上に成長していくことに大きな期待を抱いています。

組織変革において重要なことは?

会社の変革にはさまざまなアプローチがありますが、私のこれまでの経験上、会社を変えていくには4つの視点が必要だと思っています。1番目は組織体制、2番目は制度や仕組み、3番目は企業風土・文化、そして、最後4番目は人です。
ノリタケグループは現中期経営計画で①成長性と収益の向上、②投資(M&A、設備、開発)の加速、③ESGへの取り組みという3つの経営課題を掲げていますが、中でも最も重要になるのが成長分野に向けた投資と開発です。そのようなイノベーションを起こすのは「人」ですから、組織や制度の改革、積極的な投資を実行するとともに、社員の意識改革に力を注ぐことも重要です。
以前勤めていた会社のトップは、「バッターボックスに立ったら打率を気にせずバットを振れ。一番やってはいけないのは見逃し三振だ」と言っていました。傍観者でいるのではなく、アイデアを出す、アクションを起こしていく、新しいことにトライしていくなど、『行動を起こす』ことが大切ということを表現したものです。当グループの社員に、今こそ、バットを思い切り振ってもらいたいと思います。
また、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に直面している今、ESGの分野で新たに取り組むべきこともいろいろと見えてきました。これから先の社会を描き、そこにどういうステップで行き着くのかを考えていくと、新たな事業と組織の目指す方向性が定まってくることと思います。

社外取締役として、果たしていきたい役割は?

私たち社外取締役がノリタケグループの発展に、より有効に機能していくため、現地現物を通じて意義のある意見具申ができるよう心掛けたいと思います。
事業の実態をよく理解し、社内役員と目標を共有した上で、株主や取引先などのステークホルダー、そして、社会という視点をもって闊達に議論し合う、社外取締役としてそんな役割を果たしていければと考えています。

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