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CERAMICS & MATERIALS BUSINESS

セラミック・マテリアル事業

セラミック・マテリアル事業本部長 寄田 浩
セラミック・マテリアル事業本部長
寄田 浩

原材料を砕く、混ぜる、成形する、絵柄をつける…洋食器の製造で培った技術が、幅広い分野で活躍する優れた材料や部品などを生み出しています。それらの製品が積層セラミックコンデンサなどの電子部品をはじめ、自動車や医療機器、表示デバイス、ジェットエンジンの部品の製造など、さまざまな産業を支えています。


セラミック・マテリアル事業

主要製品

●電子部品原料
 電子ペースト 転写紙 電子部品材料
●セラミック部品原料
 石膏 セラミック原料
●電子部品
 厚膜回路基板 蛍光表示管および同モジュール
●その他
 触媒担体 セラミックコア


2020年度の業績

電子ペーストは、高速移動体通信用およびパソコン用電子部品の需要が堅調に推移したことにより、売上が大きく増加しました。電子部品材料は、通信インフラ用が堅調に推移したことに加え、自動車用も回復し、売上増となりました。厚膜回路基板は、顧客からの需要減の影響を受け、売上が大きく減少し、石膏、触媒担体も国内外ともに減少しました。セラミックコアは、顧客の生産調整の影響を受け、減少し、セラミック原料、蛍光表示管も大きく減少しました。これらの結果、セラミック・マテリアル事業の売上高は327億80百万円(前期比1.7%増加)、営業利益は30億99百万円(前期比39.7%増加)となりました。

中期経営計画の進捗

2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、製品によって計画の進捗に差異が生じる1年となりました。在宅勤務の増加や5Gの普及に伴う基地局増設などにより、電子機器に使用される積層セラミックコンデンサ(MLCC)向け材料が好調で、電子ペーストは新工場の生産能力増強、製品開発の推進によるシェア拡大、開発テーマの選択と集中によるスピードアップを行いました。電子部品材料もMLCC向けの生産能力の増強と拡販活動を行いました。
一方、需要減、生産調整などの影響を受けた製品もあり、触媒担体では性能改良、セラミックコアでは生産性向上に着手しました。電子表示・厚膜回路基板などは、事業体制の見直しを行っています。

  • 転写紙
    転写紙
  • 電子部品用セラミック原料
    電子部品用セラミック原料
  • 石膏製品
    石膏製品
  • 電極用ペースト
    電極用ペースト
  • 蛍光表示管
    蛍光表示管
  • セラミックコア
    セラミックコア

中長期の事業ビジョン

社会環境の急激な変化の中で当事業は、セラミックスや貴金属など無機材料の粉砕や分散などの高度な技術を核に、つねに新たな価値を提供できる強みを持っており、情報通信・自動車・建設資材などの幅広い市場にトップクラスの製品を提供し続けています。コロナ禍におけるリモートワークの増加などによる、パソコンや携帯端末、通信機器の需要の急増に応え、必要とされる電子部品材料を供給し続けました。
先端分野でお客様や社会の要求に応え続けることが、当事業の成長の鍵となります。そのためには、5年、10年先を見据えた組織改革が必要です。これまでも組織改革は行ってきましたが、問題が顕在化した組織を見直すだけで、目立った問題がない組織については現状維持としてきました。しかし、事業環境の変化が速い現在では、悪いところも良いところも含めて、新しい発想と方法で変革していく必要があります。そうしなければ、当事業はより加速する社会の変化に取り残されてしまいます。開発・製造・販売のあらゆる業務や仕組みを見直し、新しい挑戦を続けていきます。一部の優秀な社員が変革を牽引するのではなく、全社員が少しずつでも確実に新たな挑戦に取り組むことを目指しています。
今後は、情報通信技術の高度化に伴うデジタルトランスフォーメーション(DX)や地球環境の保護を視野に入れたカーボンニュートラルなどに関連する新製品や新たな事業分野が次々と立ち上がっていくことが予想されます。その中で私たちは、ノリタケの製品を選んでいただくことで様々なメリットを享受でき、環境貢献もできる、そのような新製品や新しい価値を次々と生み出していきたいと考えています。

TOPICS

セラミックコアの生産ライン増強

ガスタービンやジェットエンジンの動翼・静翼の鋳造プロセスに使用される精密鋳造用のセラミックコアは、高温下でも安定して使用できる中空部を形作るための消耗品です。消耗品でありながらセラミックコアはガスタービンやジェットエンジンの高効率化に大きく寄与します。
コロナ禍で停滞しているエネルギー産業と航空機産業に左右されるセラミックコア市場ですが、今後の増産を見据えて、松阪工場にセラミックコアの生産ラインを増設しました。今回の増設にあたり、既存の三好工場の生産ラインの課題を事前に抽出し、ものづくり活動で培ったノウハウを活用してその課題を解決しました。また生産拠点を2カ所に分けることでBCPにも対応しました。

松阪工場
松阪工場

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