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ENGINEERING BUSINESS

エンジニアリング事業

エンジニアリング事業部長 前田 智朗
エンジニアリング事業部長
前田 智朗

加熱、混合、濾過、切断の技術を核としたエンジニアリング装置を、自動車、電子部品、化学、医薬、食品などの様々な産業向けに提案し、ものづくりの現場の効率化、省エネに貢献しています。お客様のご要望に合わせた、乾燥炉や焼成炉、ミキサー、濾過装置、鋼材の切断機などの開発、設計を行っています。


エンジニアリング事業

主要製品

●高効率焼成炉ローラーハースキルン ●遠赤外線乾燥炉 ●混合攪拌装置(スタティックミキサー等)
●クーラント濾過装置 ●超硬丸鋸切断機等


TOPICS

ノリタケの混合攪拌装置が日本酒の味を守る
  • 酒造用加熱殺菌装置
    酒造用加熱殺菌装置
  • 混合攪拌装置
    混合攪拌装置

ノリタケでは、味噌や牛乳などの食品の加工・混合工程で役立つ混合攪拌装置を扱っており、様々な食品メーカーへの納入実績があります。この技術を日本酒製造にも応用できないかと実証試験を進めてきました。2年を超える検証の末、日本酒の味わいと香りを長期に良好に保つ効果が確認され、酒造ラインへの導入第1号が実現。その後、メーカー数十社に納入が決定しました。
酒造業界の混合工程では、古くから原料をタンクに入れてかき混ぜる手法が取られてきましたが、当社の混合攪拌装置は、密閉された配管中で連続的に混合するため、従来手法と比べて異物混入が起きにくく、時間短縮や省人化が図れるなどの強みがあります。すでに嗜好性の高い銘酒や市場シェアの高い銘柄にも採用されており、ノリタケの技術が、こだわりを貫いてきた日本酒の味わいに貢献していけるものと期待しています。


2019年度の業績

主力の乾燥炉および焼成炉は、リチウムイオン電池および電子部品分野で設備投資が活発に行われたことにより好調に推移しました。混合攪拌装置は、化学・食品業界向けが堅調で売上が大きく増加しました。濾過装置は海外向けが低調でしたが、国内の大型案件の受注により増加しました。超硬丸鋸切断機は、自動車業界、工作機械業界向けが低調で、国内外ともに売上げは減少しました。これらの結果、エンジニアリング事業の売上高は、223億26百万円(前期比15.5%増加)、営業利益は26億16百万円(前期比17.2%増加)となりました。

中期経営計画の進捗

第11次中期経営計画の下、当事業では主に「競争力のある新商品・新技術開発の促進」に取り組んできました。主力の乾燥炉や焼成炉は、リチウムイオン電池と5Gに関連する電池材料および電子部品の分野で拡販を進めたところ、電池材料の不足懸念などが良い方に影響し順調に受注が拡大しました。一方で、業界では材料不足への対応として新たな素材開発が進んでおり、当事業においても新素材向けの新たな商品・技術の研究開発を推進しています。
混合攪拌装置は化学や食品分野での新たな用途開拓、濾過装置は自動車や工作機械分野での販売強化に取り組んできました。超硬丸鋸切断機は、一般炭素鋼やステンレス鋼だけでなく、アルミ合金やニッケル合金などの非鉄金属、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの切断に適した商品ラインアップを拡充しました。これに加え、付帯装置の拡充や現場の安全教育のサポートなども行い、一層の販売力の強化に取り組んでいます。

中長期の事業ビジョン

エンジニアリング事業は、様々な産業で新たな製品や技術が生まれる際に、お客様の用途に合った工業用の機械や装置を提案し、お客様の技術革新に貢献していくことを使命としています。当事業では、これまで培った技術とお客様との信頼関係をベースに、エネルギー分野、自動車分野、エレクトロニクス分野での新商品・新技術開発と新用途開拓を進めています。たとえば、自動車分野では、電気自動車(EV車)の普及にあたり、車体の軽量化やリチウムイオン電池の高効率化が求められています。こうした背景から、当事業の主力である乾燥炉および焼成炉は今後も需要が拡大すると同時に、技術革新が求められると見込んでおり、新たな電池材料に対応する開発に力を入れています。
さらに、資源やエネルギー問題など、環境、社会が急速に変化する今、新エネルギー向けの開発や化学品、化粧品など新しい分野への参入も視野に入れています。たとえば、微細な泡を発生させるファインバブル発生器の開発では、化学品、バイオ製品、機械加工の領域に向け、用途開拓を進めています。また、人工知能(AI)やセンシングの技術の進展により、生産ラインの省人化やIoTの導入が世界的に活発になっており、当事業でも自動化、連続化、遠隔操作といったニーズにいち早く応えていくため、新商品および付帯装置の開発を加速していきます。
エンジニアリング事業は、世界の産業の発展や地球環境問題とは切り離せない事業分野であり、つねに未来を見据え、自らの事業ビジョンを描いていきたいと思います。

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